金属プレス加工

加工の種類

金属プレス加工には基本的に大きく分類すると、抜き、曲げ、絞りという加工があります。その部品に合わせた加工技術をつかい加工していきますが、材質や形状によって加工工程を変化させていくのがその会社のノウハウともいえるのかもしれません。

曲げ加工

一般的な金属加工の技術であり、ほとんどの金属加工部品に使われております、基本的には平面を立体にして強度を出すという事が目的であり、応用技術としてはリブ(スジ入れ)という方法もあります。

絞り加工

絞りとは簡単に言えば、平面の板を伸ばして立体にする技術である、浅い絞りであれば工程も少なくて済むが、寸法公差が厳しいものや形状が複雑なものは、十数工程かかるものもある。また材質を吟味して加工したり、熱処理を工程の中に組み込むなど、それなりの経験が特に必要な加工である。コスト高ではあるが、数の少ないものはヘラ絞りを使う場合もある。

抜き加工

ここで言う抜き加工とは、プレス金型での加工ではなくトムソン型を利用した加工のことである。紙、樹脂、ゴムなどの抜きに多く利用されている。写真のサンプルは、弊社の照明用の部品である。発泡材、それと合板のt2.5の化粧版である。流石に化粧版は通常の型構造では、支障がでて上手く加工できなかったが、型構造を変更してもらい無事商品化できた。興味のある方は”新規事業”のページを見てください。